活性酸素と老化

活性酸素は正確には活性酸素種で複数存在します。これは私達人間の普段の営みの呼吸から酸素を消費する過程で必ず生成されます。活性酸素は不必要ですが、酸素は人間にとって生命維持をしていく上で欠くことのできないものながら、体内に取り込まれた酸素のうち、1~3%くらいが身体に障害を起こす余分な活性酸素となります。(人によっては5~10%という人もいます) この活性酸素は、酸素の中でも特に 酸化力が強い酸素 のことを言います。ご存知の通り、酸素はあらゆる元素の中で最もエネルギー効率の高い元素であり、酸素は摂取した栄養分を分解しエネルギー源に変えることで、私たち人間は生きていられます。反面この余分の活性酸素は私たち の身体細胞に障害をもたらし多数の病気を起こします。活性酸素は疾病の9割を占めると言われます。只、私たちもの体の機構は活性酸素にやられっぱなしではありません。体には活性酸素種を除去する働きのスカベンジャー「掃除屋」が備わっています。SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンなどの抗酸化酵素(スカベンジャー)の存在です。これら酵素の働きで、体の中の余分な活性酸素の還元、消去します。抗酸化酵素は、たんぱく質やミネラル(亜鉛、鉄、銅、セレニウム、マンガン)といった原材料から作られます。この3種類の酵素が十分に体内で生産され、お互いが関連し合うことで活性酸素を撃退し私達を多くの疾病から守ってくれています。この機能が抗老化作用です。私たちはこの抗酸化を維持する為に、又老化を抑制する為、普段の食事からこれらの原材料となる(たんぱく質、亜鉛、鉄、銅、セレニウム、マンガン)を十分に取り込まなければなりません。残念にもこの抗酸化酵素の生産量は加齢とともに低下しますので、普段の食生活でより十分な栄養補給を心掛けがることが必要です。

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